CORE502発売
CORE
CORE

CORE503 開発ストーリー

WAKO’S添加剤商品の中で最高位に位置するCOREシリーズ。その中のCORE502は上質なエンジンフィーリングを味わえるエンジンオイル添加剤の最高峰として確固たる地位を築いてきました。そのWAKO’Sの技術の結晶とも言えるCORE502を超える物を作り出す事を要請された時から、苦悩の日々が続いていました。

 

そんな中、国内最高クラスのレースカテゴリーであるSUPER GT GT500クラスへ参戦する事が決定しました。今までの技術を越えた新たなテクノロジーを開発するにはこの上ないテストフィールドです。

実験機器

極限の状況下で繰り広げられるレースでは、エンジンオイルとしてエンジンを守り、トラブルを出さない事はもちろん、いかに出力やスピードを高められるかという事が重要となります。0.1秒を争うレースを戦い勝利していくためのアドバンテージを作るためには、市販されているエンジンオイルには無い新しい技術が必要と感じました。

そこで、摩擦低減に大きな効果がある摩擦調整剤(FM剤)の検討を始めました。

膨大な種類があるFM剤を選定するため、性能評価試験を行なっては失敗をする事を幾度と無く繰り返しました。その中であるFM剤と出会いました。そのFM剤は単体では大きな効果は無く、WAKO’Sのニューリキッドセラミックテクノロジーと併用する事で他のFM剤とは比べ物にならないほど潤滑性能を大幅に向上させる事ができる特殊な物でした。それが現在の『Synergy FM テクノロジー』の核となる重要な出来事でした。
実験機器

SUPER GTから生まれた『Synergy FM テクノロジー』は実際にWAKO’S商品に採用され、好評を得る事ができました。しかし、SUPER GTでのテストフィールドにおいて、新しい技術が開発され続けており、『Synergy FM テクノロジー』は更に進化して行きました。

そのSUPER GTでの最新最高の技術を市販車で体感して頂くため、どの様なエンジンでもWAKO’Sの技術そのものを最適に発揮できるCORE503を商品化しました。

この様にCORE503を製品化するまでには2年という長い研究期間が必要となりました。しかし、製品化する事に手間と時間がかかった分、性能や体感性能は今までに無く向上できる物となりました。SUPER GTで培ったWAKO’Sの技術の集大成であるCORE503をぜひお試し頂き、体感してください。