#6 LEXUS TEAM LEMANS WAKO’S
WAKO'S 4CR LC500
Kazuya OSHIMA / Kenta YAMASHITA
【 2019年 SUPER GTシリーズ 】Round.3 鈴鹿サーキット レースレポート
大会概要 | 2019年 スーパーGT シリーズ 第3戦 |
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大会名称 | 2019 AUTOBACS SUPER GT Round 3 SUZUKA GT 300km RACE |
開催日時 | 予選5月25日 (土曜日) / 決勝5月26日 (日曜日) |
開催サーキット | 鈴鹿サーキット国際レーシングコース(フルコース 1周 5.807km) 所在地:三重県鈴鹿市稲生町7992 |
同時開催レースカテゴリー | ・2019 FIA-F4選手権 第5戦&第6戦 ・ポルシェ カレラ カップ ジャパン 2019 第5戦&第6戦 ・ポルシェ カレラ カップ アジア 2019 第2戦&第3戦 |
主催 | 株式会社モビリティランド / 関西スポーツカークラブ(KSCC)/ 鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC) |
公認 | 国際自動車連盟(FIA) / 一般社団法人 日本自動車連盟(JAF) |
認定 | 株式会社GTアソシエイション(GTA) / ポルシェ カレラ カップ ジャパン 委員会(PCCJ委員会) |
後援 | 経済産業省/国土交通省/自由民主党モータースポーツ振興議員連盟/三重県/鈴鹿市/鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会/一般社団法人鈴鹿市観光協会/鈴鹿商工会議所 |
LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S 参戦体制
ドライバー | 大嶋 和也 おおしま かずや |
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出身地 | 群馬県 |
生年月日 | 1987年4月30日 |
体重 | 61kg |
身長 | 171cm |
血液型 | RH+A |
ドライバー | 山下 健太 やました けんた |
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出身地 | 千葉県 |
生年月日 | 1995年8月3日 |
体重 | 63kg |
身長 | 175cm |
血液型 | RH+AB |
チーム監督 | 脇阪 寿一 |
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チーフエンジニア | 阿部 和也 |
チーフメカニック | 寺尾 由貴 |
Race report
天気 | 晴れ | コース状況 | ドライ |
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気温 | 28度 (GT500クラスQ1開始時) |
路温 | 41度 (GT500クラスQ1開始時) |
予選開始 | 15時09分(GT500クラスQ1開始) |
SUPER GT シリーズ第3戦、舞台は晩春 〜 初夏の鈴鹿サーキットである。鈴鹿戦は昨年から5月開催となり、レース距離が通常の 300km となった。
全国的に季節外れの暑さとなった5月の第四週末、鈴鹿サーキットも予想以上の暑さに見舞われた。激しいタイヤ戦争もあるSUPER GT においては温度条件が戦況に大きな影響をもたらすことも。つまり、事前予測と実際のコンディションが乖離した陣営は難しい戦いを強いられるわけだが、それもSUPER GT の面白さのひとつだ。熱暑の第3戦、今季開幕からの2戦が満足できる成績ではなかった LEXUS TEAM LEMANS WAKO’S としては、そのぶんウエイトハンデ(獲得ポイント× 2kg)が6kg と軽いことも活かし、ここを浮上の契機としたいところ。王座へ向けて挽回開始である。
予選結果 | 5位 |
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予選Q1ベストタイム | 1分46秒144(山下選手) |
予選Q2ベストタイム | 1分46秒246(大嶋選手) |
2段階ノックアウト方式の予選には、Q1を山下、Q2を大嶋が受け持つオーダーを組んで臨んだ。 GT300クラスのQ1で赤旗中断があった関係でGT500クラスのQ1は当初予定より9分遅れで始まった。まず Q1、山下は1分46秒144をマークし、2番手でQ2進出を決める。続くQ2では大嶋が1分46秒246のタイムで予選5位を得た。決勝での表彰台獲得、優勝争いに向けて好位置確保である。チームは翌日に向けて万全の調整を進める。
天気 | 曇り | コース状況 | ドライ |
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気温 | 29度(スタート時) | 路温 | 42度(スタート時) |
決勝パレードラップ開始 | 14時30分 | 決勝レース周回数 | 52周(約300km) |
大嶋和也選手&山下健太選手
決勝結果 | 3位 |
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所要時間 | 1時間47分32秒140 |
ベストラップ | 1分50秒518(山下選手) |
サーキット公式発表の天候こそ曇りだが、決勝日も鈴鹿は暑くなった。#6 WAKO’S 4CR LC500 は山下が前半を、大嶋が後半を担う布陣で戦う。
山下はまずスタート位置の5番手をキープしてレースを始め、5周目を終えるところで4番手、さらに7周目には3番手へとポジションアップ。
この時点でトップ36号車とは4秒前後の差、山下はいいペースで走り続け、前の37号車に迫っていく。すると上位が18周目を走っているとき、後方で発生したアクシデントにより、セーフティカー(SC)導入に。そしてこのSCが22周終了で撤収し、 22〜24周終了時のどこかでGT500クラスのほとんどのマシンがルーティンのピットストップをこなす流れとなる。#6 WAKO’S 4CR LC500 は23周終了時にピットイン。
交代した大嶋が1周してきたところで、24周終了時にピットストップを終えた37号車が前に出てくる。大嶋はこれをパスして実質2番手へと上昇。
ここからレースはレクサス勢3台による接近した優勝争いとなった。大嶋は一時37号車に先行を許すも、すぐにポジションを戻し、36号車を追う。
懸命に攻撃を続けた大嶋だが、惜しくも36号車からトップを奪取することは叶わず。そしてレース終盤は37号車を相手に2番手を守る戦いとなる。
49周目、GT300 クラスの集団のなかで 37 号車にパスを許し3番手に後退。#6 WAKO’S 4CR LC500 はそのまま3位でゴールすることとなった。
今季初表彰台獲得。しかし優勝が目前に見えていただけに、チーム全体として悔しさの方が大きい。次のチャンスでこそ、必ずや勝利を果たしたい。
大嶋 和也選手のコメント
山下 健太選手のコメント
手応えはあったレースですし、勝てそうな雰囲気だっただけに3位という結果はやはり悔しいです。前2台が同じマシンというのも悔しいですよね。
次のタイはチーム的に得意(去年2位)で、僕自身も(移籍前の)去年は3位になっていますから 、ライバルにはハンデの軽いマシンもいますけど、戦えるだろうと思います。
とにかく今年はタイも含めたどこかで必ず勝ちたい、そう思っています。そしてそれ が実現できそうな感触はあります。
阿部 和也エンジニアのコメント
持ち込みのセットアップはまずまずで、その後のアジャストがうまくいったと思います。ソフトめなタイヤをチョイスすることもできましたからね。
ピット作業を含めチーム全体としていいレースではあったと思いますが、こういうときに勝ち切らないと いけませんので、やはり今は悔しいですね。
脇阪 寿一監督のコメント
ものすごく悔しいです。こういう(いい内容の)レースができるところまで今年のチームがまとまってきていることはもちろん喜ばしいですし、今年チームに加わってくれた阿部エンジニアと一緒にマシンを速くできていることも嬉しいです。ブリヂストンタイヤもやはり素晴らしいです。
3位表彰台という結果は喜ばないといけませんが、チームがずっと追い求めてきたこと(勝利)を考えると、悔しさの方が大きくなりますね。
スタッフもドライバーも皆、悔しい顔をしてくれています。そういう気持ちでこういうレースを続けていければ、必ずまたチャンスはあると思います。
次のタイはチームが得意としていますし、ウエイトハンデ的にも戦える範囲だと思いますので、またしっかり頑張ります。応援よろしくお願いします。
シリーズランキング
大嶋和也&山下健太 | 6位 / 14ポイント |
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チーム部門 | 7位 / 22ポイント |
観客動員数
開催期間中 延べ入場者数 | 約 57,000人 |
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5月25日 土曜日 (天気:晴れ) |
21,000人 |
5月26日 日曜日 (天気:曇り) |
36,000人 |
イベントへの参加報告
ピットウォーク | 開催日程 | 5月25日 12:20 〜 13:05 5月26日 9:50 〜 10:35 |
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キッズウォーク | 開催日程 | 5月25日 17:25 〜 18:15 |
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主催 | GTアソシエイション、鈴鹿サーキット | |
参加者 | 大嶋和也、山下健太 |
ピットロード開放エリアにて握手&サイン会、撮影会、グッズ提供等を行ない、今回も沢山のお客様をお迎えすることが出来ました。決勝レース開始前にはグリッドウォークも実施されています。
速く走ることはできましたし、ピット作業も良かったです。
トップに立てるチャンスが何度かあったんですけど、決め切れなかったのは悔しいですね。僕自身は悔しさの方が大きいですが、久しぶりの表彰台獲得ですから、応援してくれているみなさんが喜んでくれていることは良かったと思います。
次のタイ戦は得意な舞台、(タイトル争いに向けて)取りこぼさないようにしたいです。ハンデ28kgならまだチャンス(勝機)もあるでしょうしね。