LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S

WAKO'S 4CR LC500
#6 Kazuya OSHIMA / Felix ROSENQVIST

【2018 SUPER GTシリーズ】第6戦 スポーツランドSUGO インターナショナルレーシングコース レースレポート

大会概要 2018年 スーパーGT シリーズ 第6戦
大会名称 2018 AUTOBACS SUPER GT Round 6 SUGO GT 300 km RACE
開催日時 予選9月15日 (土曜日) / 決勝9月16日 (日曜日)
開催サーキット スポーツランドSUGO インターナショナルレーシングコース(1周 3.704256km)
所在地:宮城県柴田郡村田町菅生6-1
同時開催レースカテゴリー 2018 FIA-F4選手権 第9戦&第10戦
主催 株式会社GTアソシエイション(GTA) / 株式会社菅 / SUGOスポーツクラブ(SSC)
公認 国際自動車連盟(FIA) / 一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)
認定 株式会社GTアソシエイション(GTA)
後援 経済産業省 / 国土交通省 / 自由民主党モータースポーツ振興議員連盟 / 公益社団法人 宮城県観光連盟 / 村田町 / 名取市 / 河北新報社

LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S 参戦体制

#6

 ドライバー  大嶋 和也
おおしま かずや
 出身地 群馬県 
 生年月日 1987年4月30日 
 体重 61kg 
 身長 171cm 
 血液型 RH+A 


 ドライバー  Felix ROSENQVIST
フェリックス・ローゼンクヴィスト
 出身地 スウェーデン
 生年月日 1991年11月7日
 体重 62kg
 身長 170cm
 血液型 RH+O


エントラント代表 狐塚 宣寿
チーム監督 脇阪 寿一
チーフエンジニア 田中耕太郎
チーフメカニック 小倉啓悟
脇阪寿一
田中耕太郎

レース情報

予選9月15日
天気 雨〜曇り コース状況 ドライ(予選時)
気温 23度 路温 25度(14時00分)
湿度 65%(14時00分) 予選開始 14時52分
(GT500クラスQ1開始)
*当初予定より22分遅れで開始

 

 


2018年SUPER GTシリーズは東北・宮城県のスポーツSUGOへと転戦、シリーズ第6戦の開催を迎えた。今回を含めて、今季も残り3戦である。

SUPER GTには獲得ドライバーズポイントの総計に連動したウエイトハンデ制度があり、これがシリーズの展開を面白くする要素でもあるのだが、第6戦まではポイント×2kgの原則で、大嶋和也&フェリックス・ローゼンクヴィストが駆る#6 WAKO’S 4CR LC500は34点×2=68kgハンデ、そのうち34kg分は規則により、燃料流量リストリクターによる調整2段階分に振りかえられている。

現在ドライバーズランク首位とは13点差の状況、ここで差を詰めて終盤2戦の戦いに向かいたいところだ。予選日は朝の練習走行の途中から本格的な雨に。しかし午後には天候が回復してくる。

#6 WAKO’S 4CR LC500
予選結果 11位
予選Q1ベストタイム 1分12秒207(ローゼンクヴィスト選手)

GT300クラスのQ1で赤旗中断となるアクシデントがあり、GT500のQ1は予定より遅れて始まった。路面はほぼ完全ドライといっていい状態だ。そしてローゼンクヴィストが出走したこのセッションもまた、アクシデントによって赤旗中断、残り2分45秒からの再開という過程を経ることに。

マシンの仕上がりはわるくなかった#6 WAKO’S 4CR LC500、しかしコース上の混雑と赤旗のタイミングにタイムを左右される展開になってしまう。本来なら1分11秒台前半のタイムを記録してQ2に進める力があったものの、実際のタイムは12秒台に留まることとなり、11位でQ1突破は叶わず。

決勝9月16日
天気 晴れ コース状況 ドライ
気温 26度 路温 37度(13時30分)
湿度 51%(13時30分)
決勝パレードラップ開始 14時00分 決勝レース周回数 81周(約300km)

 

 


#6 WAKO’S 4CR LC500
大嶋和也選手&フェリックス・ローゼンクヴィスト選手
決勝結果 11位
所要時間 1時間52分53秒189
ベストラップ 1分14秒990(大嶋選手)

微妙な予報が続いていた決勝日の天候だが、SUGOの空は晴れて、暑いくらいのコンディションとなった。決勝レースにはローゼンクヴィストが先発。11番手発進から徐々に順位を下げるかたちのレース展開にはなるが、我慢の走りでもちこたえつつ、28周終了時点でルーティンのピットストップへ。ドライバーひとりあたりの最大運転距離は全体の3分の2まで、という規則があるため、今回の場合は27周がミニマムのピットタイミングである。

暑さもあって、スタート時のタイヤへの厳しい状況を考慮し、ミニマム+1周でローゼンクヴィストがピットイン、そのあと大嶋が硬めのタイヤで残りの およそ3分の2を走る戦略でチームは戦った(※スタート時には原則として予選で使用したタイヤを履かなければならないことが規則で決まっている)。

タイヤ交換&給油作業では、同じ周回にピットに入った17号車を抜くことに成功。大嶋の粘り強い走りもあって、#6 WAKO’S 4CR LC500は終盤、9番手まで順位を上げる。GT300クラスのアクシデントによるセーフティカー先導ランからのリスタートがあり、レースは残り6周のファイナルバトルへ。大嶋は9番手のままゴールするが、周回遅れとなっていた1号車をパスする際に交錯があり、レース後に37秒加算のペナルティを受けることに。

最終結果は11位となり、今回のレースではドライバーズポイントを獲得することができなかった(チームはトップ同一周回完走の3ポイントを獲得)。次戦は九州のオートポリス。第7戦はウエイトハンデがポイント×1kgに変わるため、大嶋&ローゼンクヴィストは34kgのハンデで臨むことになる。

大嶋 和也選手のコメント

暑くなったこともあり、レース前半にフェリックスが履いていたソフトタイヤにはムービングの症状が出ていたので、ほぼミニマムの周回数でピットインして、僕はミディアムタイヤで走りました。なんとかポイントを獲りたかったですし、9位までいったんですけどね。次のレースではウエイトハンデが1倍になり、多くのマシンが近い車重で揃いますから、速さがあれば勝機も出てくると思います。今季も残り2戦、とにかくひとつは勝てるように頑張ります。

フェリックス・ローゼンクヴィスト選手のコメント

我々のマシンのペース自体はそれほどわるくはなかったと思います。ただ、今日のコンディションではオーバーステアを強く感じることになりましたね。タイヤの内圧がうまく合わなかったのかもしれません。ここ数戦、シーズン当初ほどのスピードを発揮し切れていないのも事実だとは思いますので、何かを探し出していく必要があるな、とも考えるところです。次のオートポリスも今回のSUGOと似た傾向のコースですが、チームの皆と努力します。

田中耕太郎エンジニアのコメント

予選日のマシンの仕上がりは決してわるいものではなかったのですが、今回の決勝レースはレクサス勢にとって辛い展開になってしまったと思います。今後に向けて、速さを見つけ出していかなければなりませんね。ピットで1台パスできたことは良かったですが、これについてもさらなる向上が必要です。

脇阪 寿一監督のコメント

ハンデの状況も含めてですが、今回はレクサス勢全体として厳しいレースになってしまいました。気温が予想以上に上がったことも影響したと思います。ただ、そのなかでもフェリックスが前半うまくまとめてくれていましたし、ピットでは17号車を逆転できました。そして後半スティントは前半とは違うタイヤで 大嶋が追い上げに臨み、最終的な結果こそ残念なものにはなってしまいましたが、今回のレースの状況のなかでいい戦いをしてくれていたと思います。9位で得られたはずの2ポイントを失ったことは非常に大きいですし、本当に残念です。残り2戦で巻き返していけるよう、チーム全体で努力を続けます。

シリーズランキング

大嶋和也&フェリックス・ローゼンクヴィスト 9位/34ポイント(首位とは27点差)
チーム部門 8位/52ポイント(今回3ポイント獲得)

観客動員数

開催期間中 延べ入場者数 約 41,400人
9月15日 土曜日
(天気:雨〜曇り)
12,900人
9月16日 日曜日
(天気:晴れ)
28,500人

イベントへの参加報告

ピットウォーク 開催日程 9月15日 11:10〜12:00
*開始時刻10分遅れ、10分短縮
9月16日 11:05〜12:00
キッズウォーク 開催日程 9月15日 16:15〜17:00(当初予定)
主催 GTアソシエイション、スポーツランドSUGO
参加者 大嶋和也、フェリックス・ローゼンクヴィスト

ピットロード開放エリアにて握手&サイン会、撮影会、グッズ提供等を行い、今回も沢山のお客様をお迎えすることが出来ました。決勝レース開始前にはグリッドウォークも実施されています。

 

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